2025.12.18旅行60回記念 京の冬の旅 非公開文化財特別公開【京都デスティネーションキャンペーン2026】
秘められた京の美をたずねて
普段は見ることができない非公開文化財の特別公開が行われる「京の冬の旅」。
60回目を迎える今回のテーマは、「豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地」。2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟！』の主人公・豊臣秀長と兄・秀吉のゆかりの寺社から非公開文化財の数々を公開する。
静かで落ち着いた境内で、凜とした空気のなか、じっくりと京の美に触れてみたい。
●非公開文化財特別公開・公開期間：2025年1月9日（金）～3月18日（水）
- ※法要や悪天候等、都合により拝観できない日や時間帯が生じる場合があります。
- ※最新の情報は京都観光Naviホームページ「京の冬の旅」でご確認ください。
- 洛東エリア
- 洛北・洛中エリア
- 洛西エリア
- 京都駅付近エリア
- 山科・醍醐エリア
- 僧侶がご案内する特別拝観
インターネットでの「事前予約」
非公開文化財特別公開は個人での拝観は予約不要です（一部を除く）が、混雑時はお待ちいただく場合があります。
- ※僧侶がご案内する特別拝観「東本願寺 諸殿・鐘楼」「西本願寺 書院・飛雲閣（外観）」はWEBからの「事前予約が必須（完全予約制）」です。
- ※団体（15名以上）での拝観は、混雑緩和のため事前予約をお願いします。京都観光Naviホームページ「京の冬の旅」内「団体予約について」欄をご覧ください。
洛東エリア
高台寺（こうだいじ）
ねねと秀吉の絆を感じる雅やかな禅寺を訪ねる
「京の冬の旅」 では６年ぶりの公開となる高台寺。再建完成を控えた客殿の襖絵が、ひと足早く披露されるこの冬、ねねの祈りが息づく空間を訪れてみよう。
高台寺
| 住所 | 東山区下河原町526 |
|---|---|
| 時間 | 9時～17時（受付終了）※～3月4日の公開 |
| 定休日 | 公開中なし |
| 交通アクセス | 京阪電車祇園四条駅から徒歩15分。または京都駅からバス18分の東山安井下車、徒歩 5分 |
| 値段 | 600円（通常公開部分含む） |
方広寺（ほうこうじ）
天下統一を象徴した幻の「京の大仏さん」
秀吉の願いによりつくられた 「京の大仏さん」。その面影を今に伝える方広寺が、「京の冬の旅」 に５年ぶりに登場。秀吉の祈りと戦国の記憶が交差する史跡が静かに佇む。
方広寺
| 住所 | 東山区茶屋町527-2 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了） |
| 定休日 | 公開中なし |
| 交通アクセス | 京阪電車七条駅から徒歩10 分。または京都駅からバス8分 の博物館三十三間堂前下車、徒歩5分 |
| 値段 | 800円 |
豊国神社 書院・宝物館（とよくにじんじゃ しょいん・ほうもつかん）
伝説の名刀を訪ねて秀吉を祀る古社をゆく
「京の冬の旅」 に30年ぶりの登場となる豊国神社。ゆかりの宝物が並ぶ書院 ・ 宝物館が特別公開され、桃山の美と格式をたたえた品々が出迎えてくれる。
豊国神社 書院・宝物館
| 住所 | 東山区大和大路通正面茶屋町530 |
|---|---|
| 時間 | ９時～16時（受付終了） |
| 定休日 | 公開中なし |
| 交通アクセス | 京阪電車七条駅から徒歩10分。または京都駅からバス8分の博物館三十三間堂前下車、徒歩5分 |
| 値段 | 1000円 |
- ※名物「骨喰藤四郎」は2月3日までの公開、以降は写し（再現刀）を展示
洛北・洛中エリア
大徳寺 法堂・経蔵（だいとくじ はっとう・きょうぞう）
開創700年の禅宗寺院で戦国武将の足跡を辿る
秀吉ともゆかりの深い臨済宗大徳寺派大本山。令和8年、大徳寺は開創700年を迎え、重厚な法堂と、「京の冬の旅」 では初めてとなる経蔵が特別に公開される。
大徳寺 法堂・経蔵
| 住所 | 北区紫野大徳寺町53 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了） |
| 定休日 | 公開中なし |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線二条駅からバス20分。または地下鉄烏丸線北大路駅からバス5分の大徳寺前下車、徒歩7分 |
| 値段 | 800円 |
大徳寺 大光院（だいとくじ だいこういん）
天下人を支えた賢弟秀長の菩提寺で歴史に浸る
豊臣秀吉の弟・秀長の菩提寺である大徳寺塔頭大光院が 「京の冬の旅」4年ぶりの公開。豊臣家に仕えた武将ゆかりの史跡も多く残る地で彼らが歩んだ時代に思いを馳せよう。
大徳寺 大光院
| 住所 | 北区紫野大徳寺町92 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了） |
| 定休日 | 2月15～17日 |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線二条駅からバス19分の建勲神社前下車、徒歩2分 |
| 値段 | 800円 |
西陣 興聖寺（にしじん こうしょうじ）
西陣に佇む禅刹で異端の茶人・古田織部を偲ぶ
「京の冬の旅」４年ぶりの公開となる西陣 興聖寺。秀吉に仕え、武将茶人とも呼ばれる古田織部の美意識が息づく禅寺で、織部好みの茶室や日本最大級の「達磨図」 を拝見しよう。
西陣 興聖寺
| 住所 | 上京区上天神町647 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了） |
| 定休日 | 公開中なし |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線鞍馬口駅から徒歩13分。または京都駅からバスで32分の天神公園前下車、徒歩１ 分 |
| 値段 | 800円 |
福勝寺（ふくしょうじ）
秀吉がかつて参拝した「ひょうたん寺」へ
「京の冬の旅」 で初公開となる福勝寺。瓢箪にちなんだ縁起の良い寺として知られ、所願成就をはじめ多彩な御利益があるとされる。秀吉も祈願した聖天さま（秘仏）に、冬の京都で静かに手を合わせたい。
福勝寺
| 住所 | 上京区七番町323-1 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了） |
| 定休日 | 1月16日・19日、2月1日～4日・16日、3 月1日・16日 |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線二条駅から徒歩15分。または京都駅からバス6分の千本出水下車、徒歩3分 |
| 値段 | 800円 |
華光寺（けこうじ）
出水に伝わる毘沙門さまと秀吉手植えの時雨松
「京の冬の旅」初公開となる華光寺。秀吉寄進の毘沙門天像や、「出水の七不思議」の伝承が残る境内で、特別公開される日蓮聖人の真蹟などの至宝を鑑賞しよう。
華光寺
| 住所 | 上京区七番町331 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了）※3月1日は13時～の公開 |
| 定休日 | 2月1日 |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線二条駅から徒歩15分。または京都駅からバス6分の千本出水下車、徒歩4分 |
| 値段 | 800円 |
光清寺（こうせいじ）
撮影：kyotophotograph
“心”を表現した名庭と摩訶不思議な「浮かれ猫」伝説
「京の冬の旅」 初公開となる光清寺。重森三玲作庭の枯山水庭園や、「浮かれ猫」伝説など、「禅の心」と「不思議」に触れる特別なひとときを。
光清寺
| 住所 | 上京区七番町339 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了）※～2月23日の公開※1月25日、2月1日・15日は13時～ |
| 定休日 | 1月18日、2月8日 |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線二条駅から徒歩15分。または京都駅からバス25分の千本出水下車、徒歩4分 |
| 値段 | 800円 |
洛西エリア
仁和寺 観音堂（にんなじ かんのんどう）
画像提供／総本山 仁和寺
33体の仏像が居並ぶ極彩色の祈りの空間へ
世界遺産・仁和寺の観音堂が「京の冬の旅」 では21年ぶりに公開。千手観音を中心に構成された圧巻の仏像群と、極彩色に彩られた密教空間で、 儀式と祈りの場に触れる。
仁和寺 観音堂
| 住所 | 右京区御室大内33 |
|---|---|
| 時間 | 10時～15時30分（受付終了）、3月は～16時（受付終了） ※～3月17日の公開 |
| 定休日 | 1月18日、2月18日 |
| 交通アクセス | 嵐電北野線御室仁和寺駅から徒歩3分。またはJR嵯峨野線円町駅からバス12分の御室仁和寺下車すぐ |
| 値段 | 700円 |
京都駅付近エリア
西本願寺 飛雲閣（外観） （にしほんがんじ ひうんかく〈がいかん〉）
空に映える壮麗な楼閣 水面に揺れる非対称の美
「京の三名閣」 に数えられる国宝・飛雲閣の外観と、名勝・滴翠園が、世界遺産・西本願寺にて特別公開。池に面した楼閣と庭園の調和が時を超えて息づく。
西本願寺 飛雲閣（外観）
| 住所 | 下京区本願寺門前町 |
|---|---|
| 時間 | 10時～16時（受付終了） ※1月20日～3月14日の 公開 |
| 定休日 | 1月31日、2月2日・5日・7日・10日・15日・16日・19日・22 日・23日・27日、3月3日 ～7日・10日 |
| 交通アクセス | 京都駅からバス6分の西本願寺前下車すぐ |
| 値段 | 800円 |
東寺 五重塔（とうじ ごじゅうのとう）
密教の宇宙観を体現する五重塔初層階を公開
高さ約55ｍを誇る、日本一の高さの木造塔 「東寺五重塔」。内部には、密教の宇宙観を体現した荘厳な空間が広がる。圧倒的な存在感を放つ仏像群との出合いも、大きな魅力の一つ。
東寺 五重塔
| 住所 | 南区九条町1 |
|---|---|
| 時間 | 8時30分〜16時30分（受付終了） |
| 定休日 | 公開中なし |
| 交通アクセス | 京都駅から徒歩15分。または京都駅からバス6分の東寺道下車、徒歩5分 |
| 値段 | 1200円 |
山科・醍醐エリア
醍醐寺 三宝院（だいごじ さんぼういん）
三宝院に残された庭と建築で太閤秀吉の美意識に触れる
醍醐派総本山の醍醐寺は世界遺産。国宝・重文を含む建造物群と彫刻・絵画が並ぶ密教美術の宝庫を訪ね、太閤秀吉の美学や息遣いを感じよう。
醍醐寺 三宝院
| 住所 | 伏見区醍醐東大路町22 |
|---|---|
| 時間 | 9時～16時（受付終了）、3月は～16 時30分（受付終了） |
| 定休日 | 公開中なし ※弥勒堂のみ法要等のため30分程度 拝観できない場合あり |
| 交通アクセス | 地下鉄東西線醍醐駅下車、徒歩10分。または京都駅からバス30分の醍醐寺下車すぐ |
| 値段 | 800円（別途「三宝院」通常拝観料600円） |
僧侶がご案内する特別参拝
東本願寺 諸殿・鐘楼（ひがしほんがんじ しょでん・しょうろう）
提供：真宗大谷派（東本願寺）
障壁画と建築が語りかける真宗本廟の美と祈り
巨大伽藍を構える真宗大谷派本山・東本願寺。通常非公開の諸殿や鐘楼を巡る特別参拝を通じて、近世京都画壇の粋と格式高い近代建築の美を、案内役の僧侶が語る。
東本願寺 諸殿・鐘楼
| 住所 | 下京区烏丸通七条上ル |
|---|---|
| 時間 | 9時～（1日1回、所要約80～90分） ※1月 9日～3月18日の毎週水・木・金・土曜の公開 ※定員あり ※WEB完全予約制（当日15分前締切 ） |
| 定休日 | 1月15日・24日、2月5日・12日・21日・ 27日、3月4日・6日・12日 |
| 交通アクセス | 京都駅から徒歩7分。または地下鉄烏丸線五条駅から徒歩5分 |
| 値段 | 2700円 |
西本願寺 書院 ・ 飛雲閣（外観） （にしほんがんじ しょいん・ひうんかく 〈がいかん〉）
世界遺産の奥座敷へ格式高い空間に誘われる
「西本願寺」 として親しまれる世界遺産・龍谷山本願寺。国宝・書院と飛雲閣の外観を巡る特別参拝で、桃山時代の精緻な美に触れながら、僧侶の深い法話に耳を傾けたい。
西本願寺 書院 ・ 飛雲閣（外観）
| 住所 | 下京区本願寺門前町 |
|---|---|
| 時間 | 10時～（1日1回、所要約75分）※1月20日 ～3月14日の期間中、設定日のみ実施 ※定員あり ※WEB完全予約制（当日15分前締切） |
| 交通アクセス | 京都駅からバス6分の西本願寺 前下車すぐ |
| 値段 | 3000円 |
ご拝観前に必ずお読みください
- 特別公開箇所での写真撮影はご遠慮いただく場合があります。
- プラスチックゴミ削減のため「靴袋の持参」をお願いしています。
- 文化財保護のため、素足でのご見学はご遠慮ください（靴下等をご着用ください）。
- 都合により、寺宝等展示物の内容が変更となる場合がございます。
- 体調不良の方は、拝観をご遠慮くださいますようお願いします。
- 拝観に際しては係員の案内に従っていただきますようお願いします。
- 混雑時はお待ちいただく場合がございます。
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公式ガイドブック『別冊旅の手帖 京の冬の旅 2026』
大型観光キャンペーン・京都デスティネーションキャンペーン「第60回京の冬の旅」（2026年1月～3月）期間中の観光情報を盛り込んだ、冬の京都の旅のガイドブックです。
2026年の大河ドラマで話題の豊臣秀長・秀吉ゆかりの寺社など、普段は見ることができない非公開文化財の特別公開15件をはじめ、秀吉の足跡を辿る町歩き、この冬茶の湯の展示が楽しめる美術館の特集も。
また、巻頭企画では、千家十職の塗師・中村宗哲さん、陶芸家・諏訪蘇山さんの姉妹スペシャル対談、60回記念企画として京都出身の俳優・西村和彦さんのインタビューを掲載。「京の冬の旅」を事前予約で楽しめるプランや特別イベント情報にも注目です。
京都デスティネーションキャンペーン公式サイト
第60回を迎える今回のテーマは、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟！』にちなみ、「豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地」。この記念すべき節目を祝う２つのテーマを中心に、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されます。
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