トレたび JRグループ協力

2026.08.12旅行【電車で行ける温泉:登別編】鬼たちが待つ北海道屈指の温泉地。豊富な泉質とご当地グルメを楽しむ旅

登別温泉でグルメと迫力ある鬼花火を満喫

気軽にみんなで温泉を楽しみたい! 電車で行ける温泉地を、トレたびがピックアップ。その地で楽しみたいモノ・コトもご提案します。 

温泉のデパートと称されるほど、さまざまな泉質が揃った登別温泉。温泉街で海の幸を楽しんだら、湯鬼神たちが掲げる手筒花火を観に名所地獄谷へ。夜空を彩る幻想的な花火に酔いしれる、地獄ならぬ天国が待っています。

北海道・登別温泉へのアクセス


特急「北斗」 特急「北斗」

JR札幌駅から登別駅まで111.7km。特急「北斗」に乗って1時間13分で到着します。キハ261系の特急「北斗」は札幌〜函館間を結び、北海道新幹線との接続列車としても活躍しています。

普通車のシートは従来の普通車よりも席幅が広く、背もたれも高く設計されていて快適です。またグリーン車も広々としており、全席コンセント完備。車窓から壮大な駒ヶ岳や噴火湾など北海道らしい景色が広がり、眺めているうちに目的地登別へ到着します。

 

北海道・登別温泉はこう楽しむ!

泊まる!【登別温泉 滝乃家】


生い茂る緑に癒やされる露天風呂 生い茂る緑に癒やされる露天風呂

さまざまな泉質の湯が沸き出る名湯として知られる登別温泉。温泉街に足を踏み入れると、どこからか硫黄の香りが漂い、白い湯けむりが立ち上る独特の雰囲気に包まれます。

硫黄泉、食塩泉、鉄泉、酸性鉄泉、緑ばん泉、芒硝泉、ラジウム泉など、効能の異なる9種類もの泉質は、「美肌」「殺菌」「保温」などそれぞれの効能を期待できます。


夕食は登別や北海道の旬が詰まった懐石料理 夕食は登別や北海道の旬が詰まった懐石料理

客室は露天風呂付きや内風呂付きもある 客室は露天風呂付きや内風呂付きもある

天井まで開放された大きな窓からは日本庭園も望める 天井まで開放された大きな窓からは日本庭園も望める

「滝乃家」では、硫黄泉・鉄泉・食塩泉・ラジウム泉の4種類の源泉が楽しめます。皮膚病、切り傷、冷え性、リウマチなどに効能があると言われ、保温効果が高く「美人の湯」「美肌の湯」としても知られるなめらかな湯が自慢です。

館内には、天井まで開放された大きな窓から日本庭園が眺められる談話室をはじめ、落ち着いた雰囲気が漂い、自然と心が安らぎます。

夕食は、登別産和牛や、宗八鰈(ソウハチガレイ)、噴火湾産毛ガニなど、季節ごとの食材が彩る懐石料理。日本庭園を望むプライベート感あふれる個室でゆったりと登別の滋味を楽しめます。


登別温泉 滝乃家

住所 北海道登別市登別温泉町162
問い合わせ先 0143-84-2222
交通アクセス JR南千歳駅からバス15分
値段 3万8500円~(1泊2食)
URL http://www.takinoya.co.jp/

食べる!【温泉市場】


地元前浜、登別漁港で水揚げされた新鮮素材がたっぷりの10色前浜丼3280円 地元前浜、登別漁港で水揚げされた新鮮素材がたっぷりの10色前浜丼3280円


濃厚な十勝産ジャージー牛の生乳を使用した生ちちソフトクリーム400円 濃厚な十勝産ジャージー牛の生乳を使用した生ちちソフトクリーム400円

1999年、地元の宿への卸売として始まった「温泉市場」。今では登別漁港や北海道の海産物が究極の鮮度で食べられるお店として評判です。

「とれたての美味しさを最大限味わってほしい!」と注文を受けてから生鮮素材を低温紫外線殺菌生簀から取り出して、捌いてから刺身や丼、焼き物に。そのため、北海道の海の幸を新鮮なまま味わえます。

また夏の味覚、毛ガニもぜひ味わいたいもの。登別漁港では北海道に毛ガニの旬を告げる「毛蟹かご漁」が7月11日から解禁。1年で一番身が詰まった毛ガニは、ミソもびっしり詰まっていて、甘くて濃厚です。8月中旬まで楽しめます。

ほかにも新鮮な魚介がたっぷり載った10色前浜丼や、濃厚なジャージー牛のソフトクリームなど、北海道ならではの味覚を堪能できます。


大粒の活牡蠣が載った牡蠣氷2980円。ポン酢風味で召し上がれ 大粒の活牡蠣が載った牡蠣氷2980円。ポン酢風味で召し上がれ

登別温泉街の一角にたたずむ 登別温泉街の一角にたたずむ


温泉市場

住所 北海道登別市登別温泉町50
問い合わせ先 0143-84-2560
時間 11:30~19:30LO
定休日 無し
交通アクセス JR登別駅からバス16分
URL http://www.onsenichiba.com/

食べる!【狐温懇-KONKON-】


1日20食限定のスープカレー、閻魔カレー2480円 1日20食限定のスープカレー、閻魔カレー2480円


一番人気の炙りぷりんパフェ1100円 一番人気の炙りぷりんパフェ1100円

看板メニューのスープカレーは全12種類。どれも地場産の素材がふんだんに盛り込まれていてボリュームたっぷりです。人気は「のぼりべつ豚の炙り角煮カレー」1760円や「のぼりべつ豚のハンバーグカレー」1760円。牡蠣や岩海苔、舞茸を加えた贅沢なシーフードカレー「閻魔カレー」も、写真映え抜群です。

名物のプリンは、北海道産牛乳と白老の卵を使った濃厚な味わい。なかでも「道産子ぷりん」をまるごと使用した「炙りぷりんパフェ」は香ばしさと苫小牧産のハスカップを使用した酸味のあるジャムのアクセントで人気を集めています。

登別温泉の人気スイーツ店「道産子ぷりん」が、2026年6月に大幅にリニューアルしたこの店。一見スタイリッシュな店内には、温泉を連想させるユニークな内装があちらこちらに施されています。入り口は昔ながらの銭湯をイメージし、タイル張りに。大きなひょうたん型のテーブルは、登別温泉、地獄谷にある景勝地「大湯沼」からインスピレーションを受けたデザインです。またテーブルの色味や素材感も硫黄泉のイメージに合わせるこだわりぶりです。


ブース席は五右衛門風呂をイメージ ブース席は五右衛門風呂をイメージ

白い暖簾(のれん)が目印 白い暖簾(のれん)が目印


狐温懇-KONKON-

住所 北海道登別市登別温泉町76番地
問い合わせ先 Instagram @dosanko_pudding2022
時間 10:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日 無し
交通アクセス JR登別駅からバス16分
URL https://konkon-official.com/

見る!【登別地獄の谷の鬼花火】


病気や災難、不幸などの厄を拾い集め、舞い踊る湯鬼神たち 病気や災難、不幸などの厄を拾い集め、舞い踊る湯鬼神たち


8mもの高さまで飛び出す火柱は迫力満点 8mもの高さまで飛び出す火柱は迫力満点

日和山の噴火活動によってできた直径約450m、面積約11haの爆裂火口跡・地獄谷。ここには湯けむりが立ち上り、どこかおどろおどろしい雰囲気が漂います。

この地獄谷を舞台に登別の夏を彩る風物詩として繰り広げられるのが、鬼花火です。幸せを願い、人々の厄を持ち去るために打ち上げられるこの花火は、この地で語り継がれる地獄谷に棲む「湯鬼神(ゆきじん)」たちの鬼花火伝説から始まっています。

赤鬼や青鬼が太鼓に合わせて舞い、手筒花火で繰り広げるパフォーマンスは圧巻! 観客の近くで花火が上がり、迫力も満点です。 
噴火のごとく夜空に放たれた鬼花火を堪能したら、会場の奥へと続く「鬼火の路」のライトアップや湯鬼神との記念撮影も併せて楽しんでください。


登別地獄の谷の鬼花火

住所 北海道登別市登別温泉町
問い合わせ先 0143-84-3311
時間 20:00~20分程度 ※開催日 2026年9月3日、10日、17日、24日(木曜日のみ)
交通アクセス JR登別駅からバス15分
値段 大人500円
URL https://noboribetsu-spa.jp/spot/spot1005/

温泉にグルメに多彩な魅力に癒やされて

北海道三大温泉郷のひとつに数えられる登別温泉。あちらこちらに鬼が潜む温泉街をそぞろ歩けば、お茶目な鬼たちとばったり出合えるのも楽しみのひとつです。泉質抜群の温泉にゆったりと浸かり、新鮮な海鮮に舌鼓。夏の余韻を残す鬼花火を間近で見れば、北海道の魅力を存分に堪能できます。


著者紹介

前田真紀

10年以上暮らした那須塩原から、東京に戻って1年。展覧会や首都圏の名所めぐりを楽しむ日々。

ブログにてときどき那須のスポットを更新。
https://nasu-shiomikke.blogspot.com/

  • 写真提供/ 登別温泉滝乃家、温泉市場、狐温懇-KONKON-、登別国際観光コンベンション協会
  • 表記されている価格は税込みです。
  • 掲載されているデータは2026年8月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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