文化に触れ、自然を楽しむ仙台旅へ。
東京から新幹線で約2時間、利便性もばっちりな東北の中心都市・仙台。市街地にも緑が多く「杜の都」として親しまれています。伊達政宗公ゆかりの仙台城跡や秋保温泉などの観光スポットをはじめ、牛タンやずんだ、新鮮な海産物などグルメも充実。今回は仙台を観光するならぜひ訪れたい、トレたび編集室おすすめの3スポットをご紹介します。
【瑞鳳殿】伊達政宗公が眠る極彩色の霊廟は必見
写真提供:公益財団法人瑞鳳殿
仙台藩祖・伊達政宗公がホトトギスの初音を聴きに経ヶ峯を訪れ、ここを自らの墓所にと造営を命じたもの。安土桃山時代に栄えた桃山文化の絢爛豪華な特徴を伝える建築は国宝に指定されましたが、1945(昭和20)年の戦災で焼失してしまいました。現在の建物は1979(昭和54)年に再建されたものです。2001(平成13)年には仙台開府400年を記念して大改修工事が実施され、当時の姿を今に伝えています。
瑞鳳殿
住所 | 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2 |
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問い合わせ先 | 022-262-6250 |
時間 | 2月1日~11月30日 9:00~16:50(最終入館時間16:30) 12月1日~1月31日 9:00~16:20(最終入館時間16:00) |
定休日 | 12月31日(資料館 1月1日) |
交通アクセス | JR仙台駅から市営バス八木山動物公園駅行き(霊屋橋経由)などで約12分、「霊屋橋・瑞鳳殿入口」下車、徒歩約10分 |
値段 | 一般570円 |
URL | https://www.zuihoden.com/ |
【磊々峡(らいらいきょう)】自然が作り出す造形美に圧倒される
写真提供:仙台観光国際協会
仙台市街地からほど近い秋保温泉の中にあり、奇岩が重なっている様子(磊々=石が多く積み重なっているさま)からこの名がついたとされる景勝地です。渓谷は覗橋を中心に約1キロ続きます。渓谷沿いには遊歩道が整備され、名取川を望みながら四季折々の風景を楽しめます。新緑や紅葉の時期は鮮やかな色が水面に映えて、より一層美しい景色に。覗橋の欄干からは自然が造りだしたハート型のくぼみ「覗橋♡ハート」が見られ、「恋人の聖地」に認定されています。
磊々峡
住所 | 宮城県仙台市太白区秋保町湯元枇杷原 |
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問い合わせ先 | 022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所) |
交通アクセス | JR仙台駅から宮城交通秋保温泉行き約55分、「のぞき橋」下車すぐ。またはJR愛子駅から市営バス「上の原」「野尻町北」「二口」行きのいずれかで約15分、「秋保・里センター」下車、徒歩3分。 |
URL | https://akiusato.jp/ |
【ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所】深い森でつくるウイスキーの味を堪能!
写真提供:ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
朝ドラ『マッサン』でも取り上げられた日本を代表する実業家・竹鶴政孝が創業したニッカウヰスキー。宮城峡蒸溜所は広瀬川と新川(にっかわ)の2つの清流に恵まれた、緑豊かな場所にあります。建設にあたって政孝は自然の地形をそのまま残すよう指示したため、深い森の中に工場が点在しています。特徴ある「パゴダ屋根」の建物は乾燥棟で、大麦麦芽を乾燥させるためのもの。蒸溜所のシンボルとなっています。
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
住所 | 宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地 |
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問い合わせ先 | 022-395-2865 |
時間 | 見学=9:00~14:30 ※要事前予約 |
定休日 | 2024年8月23日・年末年始 |
交通アクセス | JR仙台駅から市営バス作並温泉行き約1時間、「ニッカ橋」下車、徒歩約9分。土・日・祝はJR作並駅からシャトルバスを運行。 |
値段 | 無料 |
URL | https://www.nikka.com/distilleries/miyagikyo/ |