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2022.06.23旅行東北地方のお得なきっぷ8選|JR東日本を利用したモデルコースも紹介

東北地方をせっかく旅行するなら、安く賢くまわりたいですよね。そこで東北地方をお得なきっぷで周遊をしている筆者が、JR東日本に限定して電車のお得なきっぷをまとめてご紹介します!

特におすすめのお得なきっぷは、3種別にわけた以下合計八つです。

この記事を読むことで、上記のJR東日本・東北エリアのお得なきっぷを詳しく理解できるだけでなく、それを利用したおすすめのモデルコースまで知ることができますよ。

JR東日本で東北広域を周遊するお得なきっぷ2選

東北地方の広域周遊におすすめなJR東日本のお得なきっぷを、以下の順で紹介します。

それぞれ順番に紹介します。

「小さな旅ホリデー・パス」週末にJR線でおトクに周遊


小さな旅ホリデー・パスのフリーエリア 小さな旅ホリデー・パスのフリーエリア/出典:JR東日本

「小さな旅ホリデー・パス」は、土曜・休日及び4月29日~5月5日・7月20日~8月31日・12月23日~1月7日の期間のいずれか1日間、フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席およびBRTが乗り降り自由のきっぷです。別に特急券等を購入することで、特急列車等(東北新幹線を除く)も利用できます。

小さな旅ホリデー・パスの基本情報はこちら。

概要 ・土曜・休日及び特定期間のいずれか1日間、フリーエリア内の快速含む普通列車自由席およびBRTが乗り降り自由
・特急券等の購入で特急列車等(東北新幹線を除く)も利用可能
発売期間 通年
利用期間 土曜・休日・4月29日~5月5日・7月20日~8月31日・12月23日~1月7日
有効期間 1日間
料金 大人2,720円~、こども1,350円

名前は「小さな旅ホリデー・パス」でも、フリーエリアが広範囲なので、一日でいろいろなところをお得に観光できます。例えば、山形駅から福島駅は3,040円なので、ここの往復だけでお得なきっぷの元が取れてしまいます。

週末に東北を観光するなら、小さな旅ホリデー・パスで決まり!

>>「小さな旅ホリデー・パス」の詳細はこちら

「週末パス」がっつり関東~東北を満喫したいならコレ


週末パスのフリーエリア 週末パスのフリーエリア

「週末パス」は、土曜・休日限定で週末パスフリーエリア内のJR線のほか、以下路線の普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由のきっぷです。

・山形鉄道線全線
・阿武隈急行線全線
・福島交通線全線
・会津鉄道線(西若松~会津田島間)
・北越急行線全線
・えちごトキめき鉄道線(妙高高原~直江津間)
・上田電鉄線全線
・しなの鉄道全線
・長野電鉄線全線
・アルピコ交通線(松本電鉄線)全線
・ひたちなか海浜鉄道線全線
・鹿島臨海鉄道線全線
・富士急行線全線
・伊豆急行線全線

別に特急券等を購入することで、新幹線・特急列車等も利用できます。

週末パスの基本情報はこちら。

概要 ・土曜・休日限定で週末パスフリーエリア内のJR線のほか、14路線の快速含む普通列車自由席が乗り降り自由
・別に特急券等を購入することで新幹線・特急列車等も利用可能
発売期間 2023年3月24日まで(利用開始日の1カ月前から前日までの発売)
利用期間 2023年3月26日までの土曜・休日
有効期間 2日間
料金 大人8,880円、こども2,600円

南は伊豆半島、北は秋田県の南端までと、フリーエリアが広範囲なのが週末パスの特徴。そのため、遠くに移動したり、何駅も乗り降りして観光したい人におすすめのお得なきっぷです。

また、14路線も乗り放題なのが魅力的! その恩恵を受けるためにも、しっかり計画してから週末パスを利用しましょう。

>>「週末パス」の詳細はこちら

週末パスは広範囲なこともあり、ご紹介するモデルコースは以下二つのパターンがあります。

・群馬県、新潟県を周遊する「越後絶景秘境で癒され旅のモデルコース」
・山形県、宮城県などを周遊する「東北の鉄道旅行モデルコース」

順番に紹介します。

群馬県、新潟県を周遊する「越後絶景秘境で癒され旅のモデルコース」


清津峡渓谷トンネル

どんなにインターネットが普及しても、ひとり旅で出合える、生身の感動体験が何ものにも代えがたいもの。
車窓をボーッと眺めるだけでいい、少し寂しいくらいがちょうどいい。
日本一の辺境駅、神秘の森から秘湯宿まで、男ひとりだからこそ大きく心を揺さぶられる秘境の絶景が、旅先に待っています。
鉄道好きには堪らない観光列車も登場!


「週末パス」の越後絶景秘境で癒され旅のモデルコースはこちら

山形県、宮城県を周遊する「東北の鉄道旅行モデルコース」


山形鉄道フラワー長井線

首都圏在住者にとって定番の旅行先である東北地方。何度も行かれている方も多いでしょう。
そんな東北地方で「週末パス」を使いこなし、いつもより「地元感」満載な、そして在来線に新幹線、第三セクター(三セク)と例によって鉄分豊富な旅をご紹介します。甘党さんには特におすすめの行程です!


「週末パス」の東北の鉄道旅行モデルコースはこちら

JR東日本の東北エリア別お得なきっぷ4選

東北エリア別のお得なきっぷを、以下の順で紹介します。

順番にチェックしていきましょう。

「五能線フリーパス」日本海の美しい景色を眺めつつ列車旅


五能線フリーパスのフリーエリア 五能線フリーパスのフリーエリア/出典:JR東日本

「五能線フリーパス」は、五能線をめぐる旅に便利なきっぷです。フリーエリア内では、普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由です。

五能線フリーパスの基本情報はこちら。

概要 フリーエリア内では、快速含む普通列車自由席が乗り降り自由
発売期間 通年
利用期間 通年
有効期間 2日間
料金 大人3,880円、こども1,940円

五能線の特徴は、日本海の美しい景色を眺めながら列車旅ができること。観光目的も良いですが、海沿いの駅を降りて楽しめるきっぷとしてもおすすめです。

また、五能線の列車旅で人気のある観光列車「リゾートしらかみ」にも、別途指定席券を購入することで乗車可能です。秋田駅~青森駅間の合計は通常5,040円で、五能線フリーパスなら指定座席券を足しても4,410円なので、この時点ですでにお得にリゾートしらかみに乗れちゃいますよ。

>>「五能線フリーパス」の詳細はこちら

「五能線フリーパス」でリゾートしらかみ大満喫の旅!


日本海の絶景が延々と続き、「一度は乗ってみたい路線」として抜群の人気を誇る、五能線。青森県の川部駅と秋田県の東能代駅を結ぶ、全長147.2キロの路線です。絶景を余すところなく眺められる大きな窓と、車内イベントが魅力の臨時快速列車「リゾートしらかみ」も通年で運行し、鉄道旅を盛り上げてくれます。
今回は、「五能線フリーパス」を携え、海と山の魅力が詰まった五能線を体全体で感じます。


「五能線フリーパス」でリゾートしらかみ大満喫の旅のモデルコースはこちら

「仙台まるごとパス」仙台を遊びつくせるおトクなパス


仙台まるごとパスのフリーエリア 仙台まるごとパスのフリーエリア/出典:JR東日本

「仙台まるごとパス」は、仙台を中心としたフリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席と、以下の路線が2日間乗り降り自由です。

・仙台市営地下鉄線
・仙台市営バス全線(楽天シャトルバス除く)
・るーぷる仙台(観光型市内巡回バス)
・宮城交通バス(仙台駅前~秋保大滝間)
・仙台空港線
・阿武隈急行線(槻木~あぶくま間)

上記6路線が乗り放題になるため、仙台周辺の観光地を巡るのに適したきっぷです。

仙台まるごとパスの基本情報はこちら。

概要 仙台を中心としたフリーエリア内の快速含む普通列車自由席と、他5路線が乗り降り自由
発売期間 通年
利用期間 通年
有効期間 2日間
料金 大人2,720円、こども1,350円

仙台まるごとと言うだけあり、仙台の観光名所である 瑞鳳殿(ずいほうでん)や仙台城跡、大崎八幡宮に仙台市八木山動物公園など、複数路線を使って2日間も回れるのに2,720円はお得です。

土日の仙台観光は、これに決まりですね!

>>「仙台まるごとパス」の詳細はこちら

「いわてホリデーパス」岩手の観光地を巡るならコレ


いわてホリデーパスのフリーエリア いわてホリデーパスのフリーエリア/出典:JR東日本

「いわてホリデーパス」は、土曜・休日(他特定期間もあり)の1日間、フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席、BRT(盛~気仙沼~柳津)及び東日本交通バス(茂市~岩泉病院間)に乗り放題のきっぷです。

いわてホリデーパスの基本情報はこちら。

概要 土曜・休日(他特定期間もあり)にフリーエリア内の快速含む普通列車自由席、BRT(盛~気仙沼~柳津)及び東日本交通バス(茂市~岩泉病院間)に乗り放題
発売期間 通年
利用期間 土曜・休日及び4月29日~5月5日・7月20日~8月31日・12月23日~1月7日
有効期間 1日間
料金 大人2,500円、こども1,250円

例えば、花泉駅から大館駅まで4,730円なので、フリーエリア内を広く移動すれば簡単に元が取れてしまうお得なきっぷです。

ほっとゆだ駅で下車して温泉を満喫するのもよし、宮古市の青の洞窟に行ってみるのもよし、「いわてホリデーパス」で岩手を存分に満喫しましょう!

>>「いわてホリデーパス」の詳細はこちら

「きらきら日本海パス」秋田・山形・新潟県をめぐる日本海の旅


きらきら日本海パスのフリーエリア きらきら日本海パスのフリーエリア/出典:JR東日本

「きらきら日本海パス」は、日本海きらきら羽越観光圏(秋田県にかほ市、山形県鶴岡市・酒田市・戸沢村・三川町・庄内町・遊佐町、新潟県村上市・関川村・粟島浦村)を中心とするフリーエリア内のJR線及び由利高原鉄道線の普通列車(快速含む)普通車自由席、庄内交通バス、新潟交通観光バスが2日間乗り降り自由です。

東北の羽越エリアに点在する観光地や温泉地までのアクセスにご利用いただけます。

 

きらきら日本海パスの基本情報はこちら。

概要 日本海きらきら羽越観光圏を中心とするフリーエリア内のJR線及び由利高原鉄道線の快速含む普通列車自由席、庄内交通バス、新潟交通観光バスが乗り降り自由
発売期間 2023年3月1日~11月29日
利用期間 2023年3月1日~11月30日
有効期間 2日間
料金 大人2,610円、こども950円

フリーエリアが乗り降り自由なのも魅力ですが、もう一つの魅力はパス本券の提示で割引やプレゼントなどおトクなサービスが受けられること!

入館券や遊覧船乗船料が100円引きになるなど、列車旅をするのも楽しくなる特典が複数あります。新潟県・山形県・秋田県の日本海沿いをおトクに旅したいならおすすめです!

>>「きらきら日本海パス」の詳細はこちら

JR東日本の東北エリアのお得なデジタルフリーパス2選

JR東日本のお得なデジタルフリーパスを、以下の順で紹介します。

順番に見ていきましょう。

「秋田・男鹿おさんぽきっぷ」秋田の端まで満喫できる乗り降り自由なきっぷ


秋田・男鹿おさんぽきっぷのフリーエリア 秋田・男鹿おさんぽきっぷのフリーエリア/出典:JR東日本

「秋田・男鹿おさんぽきっぷ」は、秋田~男鹿エリアの観光におすすめの、スマートフォン上で購入可能なデジタルフリーパスです。フリーエリア内のJR線が2日間乗り降り自由です。

秋田・男鹿おさんぽきっぷの基本情報はこちら。

概要 秋田~男鹿エリアの観光におすすめのスマートフォン上で購入可能なデジタルフリーパスで、フリーエリア内のJR線が乗り降り自由
発売期間 通年
利用期間 通年
有効期間 2日間
料金 大人1,550円、こども770円

例えば、新屋駅から男鹿駅までは往復1,720円。このように、往復だけでも元が取れてしまう、お得なきっぷです。

男鹿エリアには、秋田らしいなまはげ館や、アザラシやホッキョクグマもいる男鹿水族館GAOなど見どころも多いので、ぜひ秋田の端まで出かけてみては?

>>「秋田・男鹿おさんぽきっぷ(デジタルフリーパス)」の詳細はこちら

「津軽フリーパス」青森・弘前・五所川原エリアを巡るなら!


津軽フリーパスのフリーエリア/出典:JR東日本

「津軽フリーパス」は、青森・弘前・五所川原エリアの観光におススメの、スマートフォン上で購入可能なデジタルフリーパスです。フリーエリア内のJR線、弘南鉄道線、津軽鉄道線の普通列車(快速含む)普通車自由席と、弘南バスが乗り降り自由となります。

津軽フリーパスの基本情報はこちら。

概要 フリーエリア内のJR線、弘南鉄道線、津軽鉄道線の普通列車(快速含む)普通車自由席と、弘南バスが乗り降り自由。
発売期間 2023年4月1日~2024年3月30日
利用期間 2023年4月1日~2024年3月31日
有効期間 2日間
料金 大人2,460円、こども1,230円

青森から金木(1550円)、さらに金木から弘前へ(1400円)と移動しただけですでに490円おトク。これが2日間使えるのですから、おトク額はさらに広がりますね。

>>「津軽フリーパス」の詳細はこちら


まとめ

JR東日本・東北地方のお得なきっぷについて紹介してきました。

東北地方にはさまざまなお得なきっぷがありますが、特におすすめな八つのお得なきっぷは以下の通りです。

これらのお得なきっぷを利用して、あなたが東北地方の旅行を満喫できることを祈っています!

その他、JR東日本のお得なきっぷについてはトレたびの「きっぷ情報」を参考にしてみてください。

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