トレたび JRグループ協力

2023.05.19旅行「どこ行く家康」ーJR東海による、家康ゆかりの静岡が楽しめるキャンペーン! 体験レポート

「ずらし旅」で巡る、家康ゆかりの地

現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」で盛り上がりを見せる、天下人「徳川家康」。家康というと、江戸幕府や関ヶ原の戦いといったイメージが強いですが、実はその生涯の多くを静岡で過ごしていました。

そんなことから、JR東海では、ただいま家康ゆかりのスポットを巡る、その名も「どこ行く家康」キャンペーンを展開中! 今回はその中でも特にゆかり深い静岡、駿府を中心に「ずらし旅」で巡ることができるスポットを、鉄道写真家・村上悠太が体験。満載の見どころの中から、少しだけご紹介します!

静岡・愛知を“ずらして”楽しむ、「どこ行く家康」

JR東海の「ずらし旅」は、その名の通り、定番観光地をちょこっと“ずらして”みたり、混んでいる時間帯や日程をちょっと“ずらしたり”して、ゆったりと新しい旅の魅力を探すことができる旅行キャンペーン。「どこ行く家康」では、徳川家康公に縁の深い静岡、愛知エリアを中心に日帰り、宿泊ともに各種ツアーが設定されています。設定期間は2023年6月30日までです(宿泊プランは6月29日出発まで)。

大河ドラマ館もオープン! 家康が元服式を行った「静岡浅間神社」

まず、ご紹介するのはJR静岡駅から路線バスで約10分、徒歩だと約30分程度の「静岡浅間神社」。こちらは家康公が元服式を行ったとされ、家康公も「神」として祀られている神社です。


圧倒的高さと煌びやかさを持つ静岡浅間神社大拝殿

敷地内の建物のほとんどが漆塗で、経年による色合いの変化も楽しめる

国指定の重要文化財の大拝殿は高さ21mを誇り、全国唯一無二の大建築として知られ、その様相は高さと共に、富士山を模したものとなっています。大拝殿の奥には「神部神社」と「浅間神社」がほぼ東に面して並列して建てられており、全国的にも珍しいスタイルを持ちます。そして、これら二つの神社の先には富士山が佇んでいます。


大拝殿奥の神部神社(右)と浅間神社(左)


同じく家康公にゆかりを持つ日光東照宮の「眠り猫」に対して、こちらに彫られているのは「目覚め猫」

この神社の大きな特徴として、社殿の多くが総漆塗りの極彩の赤に塗られている点です。漆は定期的な手入れが欠かせず、今日まで何度も職人の手によって、塗り替えられてその美しい姿を保ってきました。大拝殿は漆塗神社建築では日本一の高さです。現在でも、一部の社殿が修復中ですがその壮観な光景を体感することが可能です。

同じ敷地内には「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」が期間限定でオープン。ドラマで実際に使用された衣装や貴重な小道具などが展示されており、ファン必見の展示施設になっています。


2024年1月28日まで開設されている「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」

家康と瀬名の婚礼衣装などが展示されている

「ずらし旅」旅行商品を購入した方は、こちらで「選べる体験」が楽しめます!「選べる体験」とは、ずらし旅にもれなくついてくる、現地で楽しめるさまざまな限定特典。内容も歴史めぐりやグルメ、アクティビティなど各種が用意されています。このエリアで受けられる「選べる体験」は、「大河ドラマ館」への入館や、「駿府城公園全施設共通入場券」、「静岡市歴史博物館 基本展示 観覧券」のほか、御城印、オリジナル葵豆皿をプレゼントされるというものです。


「選べる体験」で入館できる静岡市歴史博物館

プレゼントのオリジナル葵豆皿

駿河湾の絶景を一望できる! 久能山東照宮

続いては家康公ゆかりの地めぐりでは絶対に欠かすことのできない、「久能山東照宮」。こちらは徳川家康公の遺言で作られた、日本で初めて作られた「東照宮」です。家康公を祭神と祀り、国宝に指定されている御社殿をはじめ、本殿の後方から続く石段を登ると、家康公の御遺骸を埋葬し奉った「神廟」があります。


JR静岡駅からバスを乗り継ぎ約50分。大きな鳥居が出迎える

久能山下バス停から1159段の石段を登った先にある久能山東照宮


石段はゆっくり登って約20分程度。眼下には駿河湾の絶景!


家康公の御遺骸を埋葬し奉った「神廟」

また、こちらの東照宮からは駿河湾の雄大な景色も堪能できるほか、「日本平ロープウェイ」を利用すれば景勝地・日本平へもアクセス可能。こちらは標高300mの丘陵地で、ここにある「日本平夢テラス」からは駿河湾に富士山、清水港、伊豆半島、三保の松原、さらには南アルプスの大パノラマが一望! 厳格な東照宮の雰囲気と開放的な日本平夢テラスからの光景を楽しめば、心身ともにリフレッシュできます。


日本平ロープウェイで日本平夢テラスへと向かおう

日本平夢テラス。天候がよい日にはぜひ訪れたい

久能山東照宮では、東海道・山陽・九州新幹線のオンライン予約サービスである、「エスプレス予約・スマートEX会員」ならびに、「J-WEST会員」が利用できる、「旅のコンテンツポータル」で限定のコンテンツを展開中! 久能山東照宮ではJR東海とのコラボコンテンツとして、国宝の社殿・博物館拝観と新幹線がデザインされた特別なお守りの授与がセットになった体験を発売中。このコンテンツは上記会員のみの限定ではありますが、スマートEXであれば年会費が無料なほか、代表的なカードブランドであればだれでも入会できるので、まだ未入会の方はこれを機に入会を検討してみてはいかがでしょう?


「EX旅のコンテンツポータル」でいただけるコラボお守り。僕もカメラバッグに入れています!

家族でも楽しめる!大人気テーマパークで遊びつくそう

さてさてここまで大河ドラマ、徳川家康公な“静岡”をご紹介してきましたが、もちろんこの他にもこのエリアは魅力が満載! 次はぜひファミリーで訪れたい、リピーターも多い「花と鳥とのふれあいが楽しめる」大人気テーマパークをご紹介します。


花と鳥のテーマパーク「掛川花鳥園」。熱烈なファンも多い

それがこちらの「掛川花鳥園」。季節の花々とたくさんの鳥たち、そして迫力満点のバードショーが魅力のテーマパークで、広大な敷地の中には白鳥やペリカンが住む池や牧場のほか、展示スペースの半分くらいは大きなガラスハウスとなっているので、夏冬ともに快適で、天候を気にせずに楽しめるということで、これからの雨のシーズンにも最適なスポットです。さらに園内は段差のないバリアフリー構造。小さな子どもを連れてのベビーカー利用もらくらくです。


同園のマスコット的存在、大人気の「ふたばちゃん」

インコたちとのふれあいも

園内では大人気のハシビロコウの「ふたばちゃん」もゲストをお出迎え! また、「インコのスイレンプール」では、色鮮やかな「コガネメキシコインコ」がゲストのすぐそばを飛び、時には頭の上にお邪魔する子も。文字通りふれあいを楽しむことができます。

なお、こちらでも先述の「旅のコンテンツポータル」限定のお楽しみコンテンツがあります。2023年5月27日までの毎週土曜日、確実20名限定で、家康公も愛した鷹狩気分が味わえる、「なりきり鷹匠体験&記念撮影」が楽しめます。自身の腕をめがけて飛んでくる鷹を腕に乗せる体験は少しびっくりするかもしれませんが、鷹はとっても優しいソフトランディングをしてくれます。(雨天時は鷹の腕乗せ体験となります)


「なりきり鷹匠体験&記念撮影」

これであなたも家康公?

浜松だけじゃない! 静岡のうなぎスポット

最後はグルメをちょっととだけご紹介。静岡というとグルメも魅力ですが、やっぱり食べたいのはうなぎ! 静岡県は浜松以外でも、うなぎの名店がたくさんあります。これは諸説がありますが、調理前にうなぎの臭みを抜く「泥抜き」に清らかな水が必要だったことから、富士の水の恵みがある静岡に多い、といった事情があるそうです。

さて、掛川駅から徒歩10分ほどの「うな助」では創業70年の歴史を誇る掛川のうなぎの名店。炭火焼でていねいに焼かれたうなぎは、絶妙な焼き加減でふっくらとした食感。お店に近づくだけでその香ばしい煙に食欲も倍増。暑い季節のスタミナ食にも最高です。


絶品うな重が楽しめる掛川「うな助」

「うな重 特上」

様々なコースで静岡を楽しめる「どこ行く家康」

大河ドラマで盛り上がる静岡の各スポット。JR東海ツアーズでは、「どこ行く家康」キャンペーンとして、王道コースから、ちょっと(かなり?)マニアックなコースまでさまざまなコンテンツがラインナップされています。


静岡エリアの観光には東海道新幹線「ひかり」・「こだま」で! 最新鋭N700Sも「ひかり」「こだま」で運行される日がある


静岡は「プラモデルの街」でもある。昔から県内の寺社仏閣の彫刻などに細かな加工を施す職人が多くいたことが由来で、駅構内にもこんなユニークな公衆電話がある

そうそう、静岡といえば「サウナ好きの聖地」もあるのですが、こちらともJR東海がまさかのコラボ中!! 連休明け、次の旅の目的地に静岡と「ずらし旅」はいかがでしょう??


どこ行く家康公式サイト


著者紹介

村上悠太

1987年鉄道発祥の地新橋生まれ、JRと同い年の鉄道写真家。
交通新聞社刊『鉄道ダイヤ情報』では「ユータアニキ」としてあらゆる現場で鉄道を支える「鉄道HERO」たちの取材を続ける。元々旅好きから写真を始めたので、乗り物に乗って旅をしながら写真を撮るのが大好き。

X(旧Twitter):https://twitter.com/yuta_murakami
Instagram:https://www.instagram.com/yuta_murakami/

  • 取材・撮影・文=村上悠太
  • 情報は全て2023年4月時点のものです。申込時に内容変更や既に満席、終了している可能性がありますので、出発前に公式情報をご確認ください

「ずらし旅」についてはこちらもチェック

JR東海の「#ずらし旅」で、わたしは旅に出る

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