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2025.10.28旅行高知に行くならまずコレ!クジラや動物たちに出合い、皿鉢料理に舌鼓!歴史を学び自然にふれる土佐の旅へ

龍馬を育んだダイナミックな高知の魅力を体感

せっかく旅行に行くなら、その土地ならではの体験やグルメは逃したくない! でも、最近の注目スポットも気になる……。そんなあなたに「高知へ行くならまずこれを押さえておけば大丈夫!」な5スポットを厳選してお届けします。 

浦戸城跡に立つ龍馬記念館で歴史にふれ、クジラやハシビロコウなど、のびのびとした姿を見せる動物たちとの出合いが待つ高知の旅。スケールの大きなスポットが新たな体験をさせてくれます。

高知へはどう行く?


特急「南風」

新大阪駅から高知駅までは、359.6km。新大阪から新幹線のぞみ号に乗り、岡山駅まで49分。岡山駅からは特急「南風」に乗り、2時間24分で高知駅まで到着します。

特急「南風」は岡山~高知駅をつなぐ特急列車。瀬戸大橋から眺める瀬戸内海や土讃線の大歩危峡の美しい景色など、車窓からは移りかわる景色を存分に眺めることができます。

高知行くならまずコレ! 5選

注目!【高知県立坂本龍馬記念館】


シェイクハンド龍馬と握手しよう シェイクハンド龍馬と握手しよう

大政奉還と新政府樹立の立役者とされる、坂本龍馬。ここでは龍馬に関する貴重な歴史資料がわかりやすく展示されています。

常設展示室では坂本龍馬が書いた手紙を中心に、その生涯や人となりを紹介しています。新しい日本に対する思いや政策を真剣に綴った手紙、親しい友人や家族にあてた独特のユーモアあふれる手紙は、龍馬の人となりを現代に伝える貴重なものです。

龍馬が生きた幕末がどんな時代だったのか学べる体験型の展示コーナー「幕末広場」も。龍馬の真の功績や実像を知ることができ、激動の時代・幕末への理解が深まりそうです。

2025年11月24日(月・祝)までは企画展として、坂本龍馬生誕190年記念事業・収蔵品展「龍馬の評伝」が開催されているので、常設展とともに覗いてみては? 


本館にある龍馬柄合わせパズルのコーナー 本館にある龍馬柄合わせパズルのコーナー

ミュージアムショップには龍馬グッズがずらり ミュージアムショップには龍馬グッズがずらり

記念館の屋上からは海も望める 記念館の屋上からは海も望める


高知県立坂本龍馬記念館

住所 高知県高知市浦戸城山830番地
問い合わせ先 088-841-0001
時間 9:00~17:00
定休日 なし
交通アクセス JR高知駅からバス34分
値段 大人900円(企画展開催時 ※その他期間は500円)/ 高校生以下無料
URL https://ryoma-kinenkan.jp/

体験!【宇佐ホエールウォッチング&宇佐しおかぜ公園】


クジラといっしょにクルージング クジラといっしょにクルージング

体長12~15mもあるカツオクジラと出合える、ホエールウォッチングを体験できるのがこちら。世界最大のシロナガスクジラと同じ、ナガスクジラ科のカツオクジラはマッコウクジラに次ぐ大きさといわれます。土佐湾にクルージングに出て、間近でそんなカツオクジラのダイナミックな姿をウォッチングできます。


イルカの大群に出会えることも イルカの大群に出会えることも

大型のクジラを間近に見られる 大型のクジラを間近に見られる

スタート地点は宇佐しおかぜ公園 スタート地点は宇佐しおかぜ公園

カツオクジラを対象としているのは日本全国でも高知県だけ。こちらのカツオクジラは1年中土佐湾に住みついているため、識別されているクジラも多く、県内ではホエールウォッチングが盛んに行われているそう。

船が近寄ってもあまり警戒せず、穏やかな性格と優雅に泳ぐ姿から「海の貴婦人」とも呼ばれているほど。

経験豊富な現役の漁師でもある船長が、全力でウォッチングポイントを探してくれるので遭遇率が高いのもポイント。クジラの吹く潮を浴びたり、イルカの群れに囲まれたりと、大自然の中でしか体験できない感動が味わえますよ!


宇佐ホエールウォッチング&宇佐しおかぜ公園

住所 高知県土佐市宇佐町橋田浜2752-7(宇佐しおかぜ公園)
問い合わせ先 090-3782-2554
時間 9:00~20:00(受付)
定休日 HPにて確認を
交通アクセス JR高知駅から土讃線24分の、伊野駅からバスで約40分の「しおかぜ公園前」下車徒歩3分
値段 大人8000円/小学生以下4000円
URL https://usaww.jp/pc/

注目!【高知県立のいち動物公園】


泳ぎが得意で、潜って漁をすることもあるスナドリネコ 泳ぎが得意で、潜って漁をすることもあるスナドリネコ

檻や柵をなるべく使わずに、動物たちの生息環境を可能な限り再現した展示を行う動物公園。園内には、約100種1200点の動物たちがのびのび、いきいきと暮らしている姿を観察できるのが魅力です。


サバンナ大展示場。2025年3月にアミメキリンの子どもが誕生 サバンナ大展示場。2025年3月にアミメキリンの子どもが誕生

湿気の多いジャングルの霧を再現したジャングルタイム。動物たちの行動に注目! 湿気の多いジャングルの霧を再現したジャングルタイム。動物たちの行動に注目!

広々としたサバンナ大展示場には、悠々と歩くアミメキリンやシロオリックス、グラントシマウマをはじめ、高さ10mのタワーの上には躍動するシロテテナガザルもいて迫力満点。また日本で唯一、ユーラシア、コツメ、ツメナシの3種類のカワウソが比較展示されていて、それぞれのカワウソたちが見せる愛らしいしぐさに見惚れてしまいまいそうです。

飼育係の解説を聞きながら、動物の食事の様子を観察できる「お食事タイム」などのイベントも盛りだくさん!楽しみ方がいろいろあるのも人気の理由です。


日本での飼育はわずか14羽のみというハシビロコウ 日本での飼育はわずか14羽のみというハシビロコウ

「人も動物もいきいきと」がテーマ 「人も動物もいきいきと」がテーマ


高知県立のいち動物公園

住所 高知県香南市野市町大谷738
問い合わせ先 0887-56-3500
時間 9:30〜17:00(入園は16:00まで)
定休日 月曜(祝日の場合はその翌日)、12月29日~1月1日
交通アクセス JR後免駅から土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で8分、のいち駅から徒歩20分
値段 入園料大人470円/18歳未満、高校生以下無料
URL https://noichizoo.or.jp/

注目!【SUIGEI SAKE LAB CAFE】


季節の果物 あま酒パフェット(800円) 季節の果物 あま酒パフェット(800円)

土佐で50年以上にわたって、芳醇辛口な酒造りを続けてきた酔鯨酒造。その工場「土佐蔵」のギャラリーブースで、あま酒などを材料にしたオリジナルスイーツが味わえると評判です。

酒粕やあま酒を材料に用いた、オリジナルのソフトクリームパフェット「季節の果物 あま酒パフェット」(800円)やフラッペ、「Zakerappé(ザケラッペ)」(550円~)などが人気で、どれも写真映え抜群です。アルコールフリーなので安心して日本酒の風味を感じられ、新鮮なフルーツと甘酒のほのかな甘みが好相性です。

事前に予約が必要ですが、土佐蔵は見学も可能。試飲2杯とオリジナルのお猪口がプレゼントされます(参加費500円)。


2018年に最新醸造設備を導入し建てられた酒蔵 2018年に最新醸造設備を導入し建てられた酒蔵

日本酒の試飲もできる 日本酒の試飲もできる

料理とともに楽しむ“食中酒”を醸造 料理とともに楽しむ“食中酒”を醸造


SUIGEI SAKE LAB CAFE

住所 高知県土佐市甲原2001番地1
問い合わせ先 088-856-8888
時間 10:00〜17:00
定休日 なし
交通アクセス JR伊野駅から車で約30分
URL https://suigei.co.jp/brewery/suigei-store

注目!【土佐料理 司 高知本店】


大皿にいくつもの料理を豪快に盛り付ける皿鉢料理は土佐料理の代表格 大皿にいくつもの料理を豪快に盛り付ける皿鉢料理は土佐料理の代表格

高知県の郷土料理のことを「土佐料理」と呼ぶようになったのは、この店が始まり。

昭和44年(1969)当時に看板メニューの鰹のタタキをはじめ、そのほか高知県の食材を使った料理や、大皿に県内の海、山、川の幸を豪快に盛り付けた皿鉢料理などを「土佐料理」として提供していました。しだいに皿鉢料理や漁師町で生まれた酒肴、山里の田舎料理、高知の食材を用いて各地域で継承されてきた料理が「土佐料理」と呼ばれるようになったといいます。


クラシックな雰囲気の店内 クラシックな雰囲気の店内

釣りたての鰹を炭火で炙って提供 釣りたての鰹を炭火で炙って提供

一本釣り鰹の炭火藁焼きタタキをはじめ、ウツボやクジラなどの、土佐ならではの食材を用いて、今では珍しい伝統の郷土料理を味わえるのが自慢です。朝獲れの新鮮な鮮魚や高知県内産の野菜、地元のブランド肉を使った高知の郷土料理や、洋食のエッセンスも取り入れた創作性豊かな新しい土佐料理とも出合えます。


土佐料理 司 高知本店

住所 高知県高知市はりまや町1-2-15
問い合わせ先 088-873-4351
時間 12:00~21:30(日・祝は11:30~21:00)
定休日 なし
交通アクセス JR高知駅から徒歩12分
URL https://kazuoh.com/

高知で自然と生き物たちにパワーをもらう

高知のダイナミックな自然と、龍馬ゆかりの歴史ある風情を改めて感じる旅。豪快な皿鉢料理や土地の恵みを味わい、クジラや動物たちの生き生きとした姿にパワーをもらえます。いつの間にか元気が沸いてきそうです。


著者紹介

前田真紀

10年以上暮らした那須塩原から、東京に戻って1年。展覧会や首都圏の名所めぐりを楽しむ日々。

ブログにてときどき那須のスポットを更新。
https://nasu-shiomikke.blogspot.com/

  • 写真提供/高知県立坂本龍馬記念館、宇佐ホエールウォッチング、高知県立のいち動物園、酔鯨酒蔵、土佐料理 司
  • 価格は全て税込み表記です。
  • 掲載されているデータは2025年8月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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