日本でも有数の景勝地として知られる裏磐梯。標高約800m、磐梯山の北麓に立つ裏磐梯高原ホテルでは、冬になるとこの時期だけの「冬絶景」に出会える。展望露天風呂からは、雪をかぶった磐梯山を一望。目の前に見える雪原は、実は雪に覆われた弥六沼だ。
静寂のなか、かけ流しの湯にゆったり浸かるひとときは、日常の喧騒を忘れさせてくれる。温泉から上がったら、ライブラリーラウンジで一面の銀世界を眺めながら読書を。自由にコーヒーや紅茶をいただきつつ、リゾートステイを満喫したい。滞在中は何もしない時間を享受するのもよし、アクティブにスキーやスノーシュー、ワカサギ釣りをするのもよし。冬だからこその裏磐梯の楽しみを見つけに行こう。
ライブラリーラウンジで、約1800冊の蔵書の中で癒やされて
利用できるのは宿泊のお客様だけ、というプライベート感たっぷりのライブラリーラウンジには、裏磐梯の山々や野鳥・植物等の自然、アート・建築・天体を中心に約1,800冊の書籍が。自由に利用できるコーヒーや紅茶等とともに、ゆったりと流れる裏磐梯時間を過ごすことができる。
ティーラウンジの大きな窓の外には磐梯山と弥六沼の絶景
ゆったりとくつろぎながら裏磐梯の大自然を満喫できるのが「ティーラウンジ」。
ラウンジではコーヒー・紅茶をはじめソフトドリンクはもちろん、アルコールや季節限定のスイーツも用意されている。磐梯山のトレッキングや五色沼を散策した後のくつろぎの時間や、気軽なおしゃべりの時間にぜひ立ち寄りたい。
夕食はフレンチか和食会席をお好みで
夕食は地元産の食材にこだわった本格フレンチのフルコース、または目にも鮮やかな会席料理から選ぶことができる。
フレンチフルコースは地元産の有機野菜や東北・福島ブランドの素材を使用し、フレンチならではの技法で東北の魅力を表現した、各々が洗練された個性を放つコンテンポラリーな料理だ。
会席料理は、裏磐梯の四季の移ろいを感じていただけるように旬の食材を色鮮やかに演出。ここでしか味わうことのできない日本料理の神髄をぜひ堪能したい。
窓外に広がる豊かな自然と調和する、ナチュラルな客室
2012年4月に装い新たにリニューアルした磐梯山側洋室からは、眼前に広がる弥六沼越しに雄大で美しい磐梯山の噴火口を望むことができ、四季折々の美景に心も体も癒やされる。自然と調和した新しい空間で、大切な方とやすらぎのひとときを。
「ラグジュアリーツイン」は雄大な自然を満喫できる高原リゾートにふさわしい、広々とした空間
眼前に広がる大自然のように広々とした空間が特徴の客室。ツイン・ダブルの客室よりもひとまわり大きく、磐梯山と弥六沼のここにしかない絶景を贅沢に独占できるまさにラグジュアリーな空間だ。
柔らかな光が差し込む空間で過ごす、非日常のくつろぎ
洋の快適性・機能性の中に、和の寛ぎも盛り込んだ新しいタイプのお部屋が「和モダン」。畳の上で思いきり手足を伸ばし、日頃の疲れを忘れて心満たされる休日を楽しめる。
「スタイリッシュツイン」では、ガラスパーティションで仕切られた洗面・シャワールームがスタイリッシュな大人のリゾートステイを演出している。
「展望露天風呂 四季の湯」で移りゆく美景に浸かる、五感で愉しむ
こんこんと湧き出る63.4度の源泉に磐梯山の伏流水を加水した「源泉(加水)かけ流し」の温泉は、やわらかな肌触りで身も心もゆったりと包み込んでくれる。
たおやかな湯に浸かりながら、冬の裏磐梯の絶景を堪能しよう。開放感たっぷりの展望露天風呂は、時が経つのを思わず忘れてしまうほど。
裏磐梯高原ホテル
住所 | 北塩原村桧原湯平山1171 |
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問い合わせ先 | 0241-32-2211 |
交通アクセス | JR磐越西線猪苗代駅から車30分(送迎あり、要予約) |
値段 | 1泊2食2万7000円~ |
- ※提供・写真協力/裏磐梯高原ホテル
- ※文/『旅の手帖』編集部
- ※本記事は、月刊誌『旅の手帖』2025年1月号の内容をトレたびで再編集したものです