2025.01.20ジパング俱楽部ジパング倶楽部会員が選んだ、もう一度訪れたい町ランキング|関東エリア
関東エリアの「もう一度訪れたい町」ランキング
会員誌2024年9-10月号で質問した「今まで旅行したなかで、もう一度訪れたい町はどこですか?」のアンケート結果をエリア別に発表! 北海道から九州まで、各地のジパング倶楽部会員様の声をもとに作成した、もう一度行きたい町ランキングです。 関東エリア(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)のベスト10はこちら。
関東エリアランキング
第1位 草津
群馬県草津町
草津温泉のシンボル・湯畑 写真提供/草津温泉観光協会
草津白根山の東麓の標高約1200メートルに位置する草津温泉。日本三名泉のひとつで、自然湧出量は毎分3万2000リットル以上と、日本一を誇ります。
歴史は深く、開湯には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)や行基、源頼朝の名が残り、室町時代には広く知られるようになります。大谷吉継、豊臣秀次、前田利家らの戦国大名を癒やし、江戸時代には八代将軍徳川吉宗が、湯を樽詰めにして江戸城に運ばせ入浴したという逸話も。また、同じく江戸時代に制作された「諸国温泉効能鑑」で東の1位である大関になるほど、庶民の間でも高い人気を誇っていました。
その人気は現代においても衰えることはありません。温泉はもちろん、山歩きやスキー、歴史探訪など、さまざまな楽しみ方ができ、公共交通機関でも気軽に訪れることができるのがその理由ではないでしょうか。そして、温泉街の中心地にあるインパクトある湯畑がいつまでも記憶に残り続け、また訪れてみたいと思わせてくれます。
- 温泉の湯と町の雰囲気がよい。(愛知県・男性)
- 湯畑の夜景と西(さい)の河原がよかった。(山形県・女性)
- 若い時訪ねた草津温泉。お湯を板で歌に合わせて混ぜたのが懐かしい思い出です。ひなびた変わらぬ景色をもう一度見たいです。(神奈川県・女性)
- 温泉が濃く、湯治としても有効。なおかつ澄んだ空気、山の風景にも癒やされます。(埼玉県・女性)
問い合わせ先 | 0279-88-0800(草津温泉観光協会) |
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交通アクセス | 吾妻線長野原草津口駅から草津温泉行きジェイアールバス関東約25分の終点下車 |
URL | https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/top.php |
第2位 鎌倉
神奈川県鎌倉市
住宅街を縫うように走る江ノ電 写真提供/鎌倉市観光協会
日本初の武家政権が誕生し、幕府が開かれた鎌倉。一方を海に、三方を山に囲まれたこの地に、朝夷奈切通(あさいなきりどおし)や名越切通(なごえきりどおし)などの山の一部を開削した道や、和賀江嶋の築港など、交通が整備されました。また、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)や荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)、鎌倉大仏で知られる高徳院をはじめ多くの寺社も開かれました。それらのいくつかは鎌倉幕府滅亡以降も武家政権から保護されています。
江戸時代にはガイドブックが作られるほどの人気観光地となり、明治・大正時代には保養所や別荘地として、そして文化人が集まる町として知られるようになりました。
そんな歴史を感じられるスポットが生活の風景の中に点在し、各時代をテーマにさまざまな角度から散策する楽しみがあります。一度訪れただけでは消化しきれないほど。歴史を感じながら町の雰囲気にマッチした江ノ電に乗っての散策や、カフェ、雑貨店などを探しながらの散策など、自分スタイルの散策が楽しめるのも鎌倉の魅力です。
- お寺が多く、落ち着いた古都は散策が楽しい、また江ノ電からの景色が魅力的。(愛知県・女性)
- 何度訪れても飽きない。多くの神社、仏閣、海、山、豊かな自然、歴史的遺産、日本文化に触れ、より多く感じることができる。(宮城県・女性)
- 江ノ電に乗ってあちこちを散策したい。(東京都・男性)
- 明月院(めいげついん)のアジサイがきれいだったのでもう一度見たい。(石川県・女性)
問い合わせ先 | 0467-23-3050(鎌倉市観光協会) |
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交通アクセス | 横須賀線鎌倉駅下車 |
URL | https://www.trip-kamakura.com/ |
第3位 日光
栃木県日光市
落差約97メートルの華厳滝 写真提供/日光市観光協会
1999年に日光山内にある日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山(ふたらさん)神社の103棟の建造物群と、これらの建造物群を取り巻く遺跡(文化的景観)が世界文化遺産に登録され、世界からも注目されている日光。
豊かな自然にも恵まれ、日光二荒山神社の御神体である男体山、その南麓に位置する中禅寺湖、湖の水がダイナミックに落下する華厳滝など見どころが多く、戦場ヶ原を中心にハイキングスポットとしても人気があります。また、奥日光湯元温泉など温泉宿もあり、日光観光とセットで楽しむ人も。
日光は広域で見どころも多く、駆け足観光になりがちですが、寺社が持つ深い歴史を理解しながら参拝すると、一度の訪問ではめぐることはできません。また、ハイキングで自然を満喫したり、点在する温泉をめぐったりと、さまざまな角度から楽しめるため、何度訪れても新鮮な発見がある地です。
- 東照宮やいろは坂、華厳滝など何度でも行きたい観光地がある。(岡山県・男性)
- 歴史だけでなく、ハイキングでも楽しめます。(埼玉県・男性)
- 日光東照宮周辺は何度行っても飽きない、見るところが多い。(兵庫県・男性)
- 東照宮の人工美や華厳滝の自然美に圧倒されました。一度行っただけでは十分見れなかったように思うので、今一度訪ねてその美しさを堪能したいと思います。(兵庫県・女性)
問い合わせ先 | 0288-22-1525(日光市観光協会) |
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交通アクセス | 日光線日光駅下車 |
URL | https://www.nikko-kankou.org/ |
第4位~10位はこちら
- 第4位 箱根(神奈川県箱根町)
- 第5位 横浜(神奈川県横浜市)
- 第6位 那須塩原(栃木県那須町ほか)
- 第7位 川越(埼玉県川越市)
- 第8位 浅草(東京都台東区)
- 第9位 足利(栃木県足利市)
- 第10位タイ 秩父(埼玉県秩父市)
- 第10位タイ 銀座(東京都中央区)
もう一度訪れたい町一覧マップ
- ※マップのピンの位置は町の主要駅または最寄り駅です。
文/加藤有子
【注意事項】
- ※記事中の情報は2025年1月時点のものです。
- ※列車やバスなどの所要時間は目安となる平均時間を表記しています。バスの運行本数が少ない場合がございますので、事前にご確認ください。
- ※花や紅葉など季節の景観は、その年の天候などにより変動しますので、現地へご確認ください。
- ※店や施設のデータは、原則として一般料金(税込)、定休日、最終受付時間・ラストオーダーを、宿泊施設の料金は平日に2名で宿泊した場合の1名分の料金(1泊2食・税・サービス料込み)を記載しています。
- ※同一商品で軽減税率により料金の変わるものは、軽減税率が適用されない料金を記載。臨時休業などは省略しています。また、振替休日なども祝日として表記しています。