「瀬戸内国際芸術祭2025」開催! 高徳線で行く夏の瀬戸内|
今すぐ行きたい!ジパング世代の旅

世界的なアートイベント「瀬戸内国際芸術祭2025」の開催地となり、注目を浴びる香川県東部の志度(しど)、引田(ひけた)、津田(つだ)。
ジパング俱楽部2025年7-8月号で紹介したこの3つのエリアで、瀬戸内国際芸術祭のアート鑑賞とともに訪れたいスポットを一覧で紹介します。
美しい自然と歴史情緒漂(ただよ)う3つの町をつなぐ高徳線の旅に出かけましょう。
「瀬戸内国際芸術祭」とは?
美しい自然に調和するアートな旅へ出かけよう
瀬戸内海の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典。6回目となる「瀬戸内国際芸術祭2025」では、夏会期限定(8月1~31日)で志度・津田エリア、引田エリアが新たに加わります。高徳線を利用して、会場まで徒歩でアクセスできる志度・津田エリア、引田エリアでアートの旅を楽しんでみませんか。
志度エリア
志度寺
平賀源内旧邸
さぬき市志度は、四国八十八ヶ所霊場第86番札所・志度寺の門前町として栄えた町。また、志度は江戸時代にエレキテルを復元した平賀源内の生誕地でもあります。「瀬戸内国際芸術祭」のアート作品を楽しみながら、お遍路さんが行き交う門前町をゆっくり散策しましょう。
引田エリア
べんがら色の醤油蔵「かめびし屋」
引田はハマチ養殖発祥の地(写真は「ワーサン亭」)
香川県の東端、徳島県との県境に近い東かがわ市引田は、讃岐三白(さんぱく)といわれる塩、砂糖、綿をはじめとした荷を運び、陸上・海上交通の要地として栄えた町です。かつての栄華を偲(しの)ばせる商家や町家が残る引田の古い町並みに、今夏は「瀬戸内国際芸術祭」のアート作品が登場。散策の楽しみが広がります。
津田エリア
香川県有数の景勝地「津田の松原」
しらすの天日干しは津田の夏の風物詩
瀬戸内海に面した約1キロにわたる砂浜と根上がり松の植生が広がる香川有数の景勝地「津田の松原」を有する津田エリア。版画家の棟方志功(むなかたしこう)や画家の平山郁夫(ひらやまいくお)も写生に訪れたこの町で、今夏は「瀬戸内国際芸術祭」のアート作品が展示されます。アート鑑賞とともに津田の豊かな自然も堪能しましょう。