紅葉歴史ハイキングモデルコース
今すぐ行きたい!ジパング世代の旅

気候もよくなる秋の旅行シーズン。
何世代も前から多くの人がその美しさに魅了されてきた歴史ある紅葉名所を歩く旅はいかがでしょう。
列車やバスでアクセスしやすい秋の日本を歩くコースを紹介します。
北海道唯一の国指定文化財庭園「香雪園」と湯の川さんぽ
北海道函館市
函館本線函館駅から市電で約30分の湯の川温泉へ。湯量豊富な温泉街で、朝食に名物・イカそうめんを出す宿もあります。最寄りの湯の川電停から徒歩30分ほどの旧岩船氏庭園「香雪園(こうせつえん)」は、色づくカエデがみごとな函館屈指の紅葉名所。今回は町の銭湯や銘菓も楽しめる散歩コースを紹介します。
奥州藤原氏の理想郷、世界文化遺産・平泉を歩く
岩手県西磐井郡平泉町
平泉は平安時代後期に、奥州(おうしゅう)藤原氏清衡(きよひら)、基衡(もとひら)、秀衡(ひでひら)の三代、約100年にわたって栄えた仏都。世界遺産に登録された史跡を訪ねてみましょう。中尊寺(ちゅうそんじ)から毛越寺(もうつうじ)へは、平泉ウォーキングトレイルと名付けられた山道を歩きます。
付知峡の渓谷紅葉と中山道中津川宿をめぐる
岐阜県中津川市
中津川市北部の山あい、清流と紅葉が織りなす絶景が満喫できる付知峡(つけちきょう)で秋の自然をたっぷり味わい、さらに、街道情緒あふれる中津川宿(なかつがわじゅく)も散策して、ぜいたくな一日を過ごしましょう。
紅葉と古代ロマンに浸る明日香村ハイキング
奈良県高市郡明日香村
奈良盆地の南東部に位置する明日香(あすか)村は、6世紀末〜7世紀末に都が置かれ、律令制のもと国家の礎(いしずえ)が築かれた「日本の始まりの地」。紅葉に彩られ、趣(おもむき)がいっそう深まる明日香村の旧跡を訪ねましょう。
高松の錦繡に染まる日本最大級の大名庭園と水の城跡へ
香川県高松市
日本三大海城(うみじろ)のひとつ高松城を居城とした高松松平家は、自然を巧みに活用する藩主でした。その遺産である栗林(りつりん)公園は、都会にいながらも大自然に癒(い)やされる空間として愛されています。紅葉と城下町のにぎわいを楽しむハイキングへいざ。
神話の里・高千穂で、紅葉の渓谷と天孫降臨の地を行く
宮崎県西臼杵郡高千穂町
天孫降臨(てんそんこうりん)神話の舞台といわれる、神話の里・高千穂(たかちほ)。アマテラスオオミカミの孫・ニニギノミコトが天高原(たかまがはら)から地上に降り立った地と伝わり、神々を祀(まつ)る由緒正しい神社も数多く存在します。日本神話ゆかりの地をめぐります。